Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アイ・オー製の複数ネットカメラに認証情報が漏洩するおそれ

アイ・オー・データ機器の複数のネットワークカメラに、認証情報が漏洩するおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。ファームウェアのアップデートが提供されている。

「TS-WRLP」「TS‒WRLA」のファームウェアに情報漏洩の脆弱性「CVE-2016-7814」が含まれていることが判明したもの。悪意あるリクエストを送信すると、機器内のファイルを取得することが可能となるもので、認証情報などを取得されるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。アイ・オーでは、両製品に対して脆弱性を修正した「ファームウェア1.01.02」を提供している。

(Security NEXT - 2016/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消