Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「IOS」のNTPパケット処理に脆弱性 - サービス拒否のおそれ

Cisco Systemsが提供する「IOS」の一部バージョンにサービス拒否へ陥る脆弱性が含まれていることが判明した。

細工されたNTPパケットを処理することで、サービス拒否に陥る可能性がある脆弱性「CVE-2016-1478」が判明したもの。認証なしにリモートより攻撃が可能だという。IOS において、デフォルトではNTPが有効化されていないが、利用するように設定している場合、影響を受けるとしている。

脆弱性が含まれるのは、「同15.5(3)S3」「同15.6(1)S2」「同15.6(2)S1」「同15.6(2)T1」。同社では脆弱性を解消するアップデートをリリース。また緩和策についてアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2016/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応