Apple、深刻な脆弱性へ対応する「iOS 9.3.4」をリリース
Appleは、スマートデバイス向けに重要なセキュリティ上の問題を解決するとして、最新OS「iOS 9.3.4」をリリースした。すべてのユーザーへアップデートを推奨している。

ソフトウェアアップデートを公開したApple
今回のアップデートは、CVEベースで1件の脆弱性に対応。「IOMobileFrameBuffer」に関する脆弱性「CVE-2016-4654」を解消する。
同脆弱性が悪用されると、メモリ破壊が生じ、カーネルの権限でアプリによってコードを実行されるおそれがある。
「iPhone 4s」および「iPad 2」以降の端末が影響を受けるとしており、すべてのユーザーに対してアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/08/05 )
ツイート
PR
関連記事
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
