クリエイター交流サイトに不正アクセス - アカウント情報が米国サイトに
クリエイターが作品の公開やグッズ販売、交流などを行える無料の会員制サイト「アットクリエイターズ」が不正アクセスを受け、会員のアカウント情報が流出していたことがわかった。
サイトを運営するグラフィックによれば、6月1日に会員から、登録アカウント情報が米国のウェブサイトに掲載されているとの指摘があり問題が発覚したという。
流出が確認されたのは、2014年6月時点でログインIDとして使用されていたメールアドレスとパスワードの7552件。サーバへの不正アクセスにより、同年12月に流出したものと見られている。
同社では問題の発覚後、ログイン機能を停止。掲載されているサイトへデータの削除を要請し、削除を確認したという。またプライバシーマーク審査機関や所管官庁へ報告する方針。
セキュリティ対策としてデータベースのパスワードを変更したほか、システムの改修を進めており、19日をめどにログイン機能を再開する予定だという。また同じパスワードを他サービスで使い回している場合は変更するよう会員へアナウンスしている。
(Security NEXT - 2015/06/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
