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石油連盟に標的型攻撃、マルウェアによる外部通信が判明

石油連盟が標的型攻撃を受け、パソコンにマルウェアが感染していたことがわかった。外部と通信が行われていたという。

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マルウェア感染を公表した石油連盟

同団体によれば、メールを用いた標的型攻撃を受けたもので、同団体が利用するパソコンにマルウェアが感染。外部と通信していることが6月5日に判明した。

同団体では、マルウェア感染の発覚を受け、緊急対策本部を設置。現在は外部の協力のもと、被害の拡大防止や調査を進めている。

(Security NEXT - 2015/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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