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Unicode処理のオープンソース「ICU4C」に複数の脆弱性

Unicode関連の処理を行うオープンソースライブラリ「ICU4C(International Components for Unicode for C/C++)」に複数の脆弱性が見つかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同ライブラリにヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2014-8146」や、整数オーバーフロー「CVE-2014-8147」の脆弱性が含まれていることが判明したもの。脆弱性が悪用されると、サービス拒否に陥ったり、任意のコードを実行されるおそれがある。

修正版となる「同55.1」が公開されており、セキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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