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ネットバンキングを狙うマルウェア、2014年は190万件検知 - 依然目立つ「Zeus」

オンラインバンキングの口座から不正送金を試みる攻撃が、2014年は200万件近く検知されており、依然として「Zeus」による被害が、もっとも多い状態が続いている。

Kaspersky Labが公開した2014年の脅威統計によって明らかになったもの。同統計では、2013年11月から2014年10月の間に、同社製品のユーザーから収集した情報を取りまとめた。

同社によれば、同期間に検知されたウェブ経由の攻撃は14億3266万476件。1日あたり392万5097件の攻撃をブロックした。

ウェブ上で検知された悪意あるプログラムの種類は、1億2305万4503件。最多は不正なリンクを検知した「Malicious URL」で、全体の73.3%を占める。上位20種の大半は、ドライブバイダウンロード攻撃で利用されるプログラムと、アドウェアが占める。

また、オンラインバンキングの口座から不正送金を試みるマルウェアによる攻撃は191万520件で、オンラインバンキングを狙うマルウェアで検知数が最も多かったのは「Zeus」の名で知られる「Trojan-Spy.Win32.Zbot」だった。

2位は「Trojan-Banker.Win32.ChePro」だったが、いずれも請求書などを装ったスパムで拡散し、添付ファイルを開くと感染する。

5月と6月に攻撃数が増加しており、同社は同時期に開催されたサッカーのワールドカップの影響であると分析している。

同社のセキュリティ対策製品が、ユーザーのコンピュータ上で検知した不正プログラムの種類は184万9949件。「DangerousObject.Multi.Generic」が全体の26%で最多となった。

またウェブ感染型マルウェアと同様に、アドウェアの増加傾向が見られ、アドウェアに遭遇したユーザー数が前年比で2倍となったという。

(Security NEXT - 2015/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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