FortinetのUTM向けOSやWAFにXSSの脆弱性
FortinetのUTM製品が搭載する「FortiOS」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。WAF製品についても脆弱性が明らかとなっている。
脆弱性が見つかったのは、「FortiOS 5.0.5」で以前のバージョンも含まれる。管理画面におけるパラメータの処理にクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2013-7182」が存在する。
また同社のウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)である「Fortiweb 5.0.3」の管理画面にもクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2013-7181」が含まれており、いずれもユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行されるおそれがあるという。
同社では、いずれも危険性を「高」にレーティング。対策として「FortiOS」については、脆弱性を解消した「同5.0.6」以降、「FortiWeb」については「同5.1.0」以降へのアップデートをアナウンスしている。
(Security NEXT - 2014/02/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正