Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「eoWEBメール」装ったフィッシングサイトが発生 - 利用者は注意を

ケイ・オプティコムが運営するウェブメールサービス「eoWEBメール」を装ったフィッシング攻撃が発生している。同社やフィッシング対策協議会では、利用者へ注意を呼びかけている。

同協議会が確認した攻撃では、「あなたeoWebアカウントをアップグレード」という件名でフィッシングメールが送信されていた。本文は機械翻訳と見られる不自然な日本語で記載されており、日本語を母国語としない攻撃者によって作成されたものと見られる。

またメールはHTMLメールで、本文上に記載されているURLと実際の誘導先が異なる。フィッシングサイトは、正規サイトとデザインが酷似しており、誤ってメールアドレスやパスワードを同ページより送信すると悪用されるおそれがある。

同協議会では、15日17時の時点でフィッシングサイトの停止を確認しているが、今後も同様の攻撃が行われる可能性もあるとして、引き続き注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/02/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘