定例外パッチで修正されたIE脆弱性への攻撃が発生中 - 複数日本語サイトに不正スクリプト
日本IBMのTokyo SOCは、1月15日の定例外パッチ「MS13-008」で修正されたInternet Explorerの脆弱性に対する攻撃が発生しているとして、注意を呼びかけている。
同社によれば、日本語で提供されている複数のウェブサイトで、脆弱性を悪用するドライブバイダウンロード攻撃が仕掛けられていることを確認したという。
こうした不正スクリプトが含まれるウェブサイトへ、脆弱性が含まれるIEでアクセスすると、遠隔より操作できる機能を備えたマルウェアへ感染するおそれがある。
同社は日本国内のユーザーが狙われており、引き続き注意が必要であると指摘。更新プログラムの適用や、脆弱性の影響を受けないIE 9以降へアップロードするなど、対応を講じるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/01/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
米当局、「AEM Forms」の深刻な脆弱性狙う攻撃に注意喚起
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
「Trend Micro Apex One」に脆弱性、攻撃も発生 - パッチは8月中旬
