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三菱東京UFJ銀、顧客約112万件の紛失があらたに判明 - あわせて約672万件に

三菱東京UFJ銀行において、個人情報を記録したマイクロフィルムが所在不明になっている問題で、あらたに112万件の紛失が判明した。

同行では11月に240店において顧客約560万人分の個人情報を記録したコムフィッシュと呼ばれるマイクロフィルムの紛失が発覚。その後進めてきた追加調査の結果を公表したもの。

同行によれば、本部が管理する約17万件、営業店やセンターで管理する95万件など、これまでとは別に約112万件のデータを記録していたマイクロフィルムの所在がわからなくなっているという。いずれも顧客名や口座番号、取引金額などが含まれる。

同行では11月の発表と同様、マイクロフィルムを誤って廃棄した可能性が高いと説明。不正利用の連絡や苦情は寄せられていないとしている。

(Security NEXT - 2012/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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