Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、17件の脆弱性を修正した「QuickTime 7.7.2」を公開

Appleは、マルチメディアソフトの最新版「QuickTime 7.7.2」を公開した。Windows版において、17件の脆弱性が修正されている。

「テキストトラック」や「MPEGファイル」「PNGファイル」「TeXMLファイル」などの処理時に脆弱性が含まれており、修正したもの。脆弱性が悪用された場合、ウェブサイトへのアクセスや、ファイルオープン時に、任意のコードを実行されるおそれがある。

今回、脆弱性が修正されたのはWindowsのみで、Macに影響を与える一部脆弱性については、すでにOS向けに提供されたセキュリティアップデートで修正されている。

(Security NEXT - 2012/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性