Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ブックオフのサイト、修正3日後に再び改ざん - 閲覧者にマルウェア感染のおそれ

ブックオフコーポレーションのウェブサイトが不正アクセスを受け、相次いで改ざんが発生した。改ざんされたページを閲覧した場合、マルウェアに感染するおそれがあった。

最初に改ざんが発生したのは10月14日未明。利用者の指摘を受けて修正した17日10時過ぎまで、トップページをはじめ「店舗検索」「BOOKOFF SUPER BAZAAR紹介」などのページが改ざんされた状態となった。

同社は修正した上でウェブサイトを再開。19日に改ざんについて公表し、修正が完了したことをアナウンスしていたが、20日20時前から翌21日9時過ぎにかけて再び改ざんが発生したという。改ざんされたページを閲覧した場合、トロイの木馬「TROJ_FAKEAV」に感染する可能性がある。

同社ではウェブサイトのメインテナンスを実施しており、10月31日より再開する予定。信販売サイト「BOOKOFF Online」については影響ないと説明している。

(Security NEXT - 2011/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
予約サイトで個人情報流出の可能性 - 医学製薬関係者向け旅行会社
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
サイトが改ざん被害、オンラインカジノへ誘導 - 東京外大
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会