Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、脆弱性減らすために「ファジング」の普及活動を展開

情報処理推進機構(IPA)は、ソフトウェアの脆弱性を減らすため、脆弱性を検出するために有効な手法である「ファジング」が、ソフトウェアの開発工程に取り入れられるよう、8月より普及活動を開始する。

「ファジング」は、ソフトウェア製品に不具合を生じやすいデータをあえて送り込み、動作状態から脆弱性を発見するテスト手法。同機構では、脆弱性を作り込まないために「ファジング」が有効である一方、国内ではで十分普及が進んでいないとして、効果の実証や普及を目的とした活動を展開する。

8月以降同機構では、実際にファジングによる脆弱性の検出を進め、2012年第1四半期をめどに結果を「ファジング活用の手引き」として公開する予定。また活動を通じて検出した脆弱性は、製品開発者へ通知する。

当面は、利用者が多い組込機器を対象にファジングを実施するが、対象製品を順次拡充するなど、手引き公開後も継続して活動していく方針。

(Security NEXT - 2011/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正サイトのマルウェア拡散、「仮想通貨採掘ツール」にシフト - 相場高騰が後押しか
445番ポートへのパケットを継続して観測、「WannaCrypt」の影響収束せず
LINE、バグ報奨金プログラムに「寄付オプション」 - 報奨金と同額を上乗せ
2017年3Qの脆弱性届け出は121件 - 前四半期から半減
サイバートラスト、「セキュアIoTプラットフォーム」事業を強化 - ラックとの資本提携も
2017年3Qの脆弱性登録は3695件 - 制御システム関連は99件
金融機関の3割でサイバー攻撃が発生 - 1割が「経営に影響」と回答
「ReadyNAS Surveillance」の脆弱性に対する攻撃 - 継続的に観測
医療用ソフトのハッキングコンテスト、脆弱性46件が明らかに
ランサムウェアを6割が認知するも、4割強はバックアップ未実施