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委託先から顧客情報823件がファイル共有ソフト経由で流出 - NTT西

NTT西日本は、委託先元従業員の私用パソコンから、顧客情報823件含む業務関連ファイルがファイル共有ソフトのネットワーク上に流出したと発表した。

流出が判明したのは、京都市や宇治市など8市町の顧客情報823件が含まれる業務関連情報。内訳は個人顧客は448件、法人顧客は375件で、顧客名、住所、電話番号など含まれる。

光ケーブル敷設に伴う建物の事前調査業務を委託していたNTT西日本-みやこ(当時NTT ネオメイトみやこ)の元従業員が個人で所有するパソコンへウイルスに感染。内部のデータがファイル共有ソフトを介してネット上に流出したという。情報の不正利用などは確認されていない。

同社では、対象となる顧客に対し謝罪の文書を送付するなど対応を進めている。

(Security NEXT - 2009/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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