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顧客情報などがひったくり被害、2日後に見つかる - 笠岡信組

笠岡信用組合は、本町支店の従業員がひったくりに遭い、顧客情報含む携帯端末のほか、顧客の預金通帳や預金証書などの書類が鞄ごと盗まれたと発表した。盗難物は2日後に発見されたが、犯人の逮捕には至っていない。

被害に遭ったのは、1万3713件の顧客情報が保存されていた携帯端末。そのうち515件は氏名、電話番号、口座番号、残高、満期日、生年月日、性別、勤務先などが含まれる。また21件は氏名、口座番号、取引金額、残りの1万3177件については氏名と電話番号が記録されていた。端末機にはセキュリティ対策が講じられていたという。

くわえて普通預金通帳4件や定期預金証書5件、定期積金集金カード21件など含む書類計41件も被害に遭った。7月30日12時ごろに路上で鞄を一時手元から離した隙に、バイクに乗った犯人に持ち去られた。

警察へ通報し、被害届を提出。8月1日午後、警察から鞄が発見されたという連絡があり、書類や端末を回収した。情報の不正利用などは確認されていないが、犯人は逮捕されておらず、同組合では外部からの不審な連絡には注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2009/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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