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ALSI、汎用USBメモリを暗号化できる「SecureDevice」 - 編集のみ可など柔軟なポリシー設定に対応

同社は、今回の製品発売にあたり、28日に製品発表会を開催した。同社代表取締役社長の麻地徳男氏は、同社のセキュリティ技術にくわえ、ファームウェア技術、デバイス制御技術などを活かして開発したと背景を説明。USBメモリの利便性を活かしながら漏洩対策が行えることや、既存USBメモリが利用できるメリットを強調した。

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左から麻地氏、輿石氏、筥崎氏

また同社専務取締役営業統括部長の輿石大治氏は、10万人の個人情報が漏洩しており、USBメモリ対策として何らかの手を打たなければならない状況になっているなど製品需要の背景を紹介。同製品はUSBメモリ1本ごとのライセンス方式を採用しており、汎用USBメモリを利用することから、従来の暗号化製品に比べ1本あたりのコストを抑えることができると説明した。

今回の製品発売について、同社取締役セキュリティソリューション部長である筥崎智氏は、従来より提供しているセキュリティ対策製品「InterSafe」を情報漏洩防止ソリューションとしてブランド化していくとし、「SecureDevice」の発売をきっかけにフィルタリング、クライアントセキュリティなど幅広く展開していく計画を明らかにした。

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「InterSafe」をブランドとして展開していく計画だという。

(Security NEXT - 2009/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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