Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTコミュニケーションズ、インターネット経路ハイジャックの防止技術を開発

NTTコミュニケーションズは、インターネットの経路情報の不正利用を防止する技術を開発したと発表した。

今回開発された同技術は、総務省から委託を受け研究を行った「経路ハイジャックの検知・回復・予防に関する研究開発」の成果。同社が開発を進めている高信頼性インターネット経路情報(IRR)データベースと連携し、経路情報受信時に不正な経路の選択を防止する。ジュニパー・ネットワークスのISP向けルーター上で動作するという。

同社は、経路情報の不正利用を防止するには、ISPによる検知や予防対策が効果的であるとしており、今後、同技術について、有効性などを検証する実証実験を実施する予定。

(Security NEXT - 2009/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も