Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサイト脆弱性届出の9割カバー、失敗例も学べる資料 - IPA

情報処理推進機構(IPA)は、ウェブサイト構築や運営において、配慮すべきセキュリティの情報を取りまとめた資料「安全なウェブサイトの作り方」の最新版を公開した。

同資料では、同機構に届けられたウェブサイトの脆弱性情報において、件数の多かった脆弱性や攻撃による被害が大きい脆弱性を中心に取りまとめたもの。届け出の約9割を網羅するなどウェブサイトの開発者や運営者に役立つ内容で、公開以来、累計70万件以上ダウンロードされている。

最新版となる改訂第3版では、届け出の約7割を占めるSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングの脆弱性など具体的な「失敗例」を掲載。またアクセス制御や認可制御の欠落にの解決策についても追加した。

(Security NEXT - 2008/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供