日本郵政公社、書類約745万件を誤廃棄 - 「外部への流出ない」
日本郵政公社において本来は保存すべき書類745万件を誤って廃棄していたことが判明した。
今回誤廃棄が判明したのは、送金や支払いに利用される約567万5000件の「郵便振替払込書」をはじめ、「キャッシュサービス利用廃止届書」約1万8000件や「定額小為替再交付請求書」約157万5000件、「通帳等再交付・全払請求書」約18万7000件など。
いずれも貯金事務センターが管理しており、同センターが保存書類の内部点検を実施したところ判明した。数字は22日時点のもので、同社では現在も調査を進めている。
同社では、保存書類の廃棄処分時には立ち会っており、外部へ流出したおそれはないと説明している。また書類のデータは別途保存されており、業務上問題ないという。
日本郵政公社
http://www.japanpost.jp/
(Security NEXT - 2007/08/23 )
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