数字で見るセキュリティ
Windowsアニメーションカーソルの脆弱性を狙った攻撃が収束を迎えつつあることがトレンドマイクロの調査でわかった。
トレンドマイクロへ2007年5月1日から5月31日までに寄せられた被害件数をまとめた同社レポートにより判明したもの。同レポートによれば、5月の被害報告数は5145件で、4月の5862件から減少した。これは、4月のランキングで2位に入った「Windowsアニメーションカーソル処理の脆弱性」に対するゼロデイ攻撃が収束したためと見られている。
一方、ウェブサイトを介して感染を広げる不正プログラムが引き続きまん延している。3カ月連続で1位となった「BKDR_AGENT」や圏外から2位にランクインした「BKDR_HUPIGON」は、いずれも不正なウェブサイトを経由してダウンロードされるトロイの木馬型ウイルス。
特に「BKDR_AGENT」は、外部のサイトから6位の「TROJ_CONHOOK」などほかの不正プログラムをダウンロードして多重感染を引き起こしたり、別の不正サイトへ誘導するなど連鎖的な攻撃を行う。また10位の「TROJ_ZLOB」も、動画再生に必要な動画コーデックを装い、サイトからダウンロードさせる。
このように、不正プログラムとウェブサイトの関連が強まる傾向が続いているとして、従来のウイルス対策にくわえ、不正なURLへのアクセスをブロックするための対策も重要だとしている。
今月のウイルス感染被害トップ10は以下のとおり。
1位:BKDR_AGENT
2位:BKDR_HUPIGON
3位:ADWARE_BH_MYSEARCH
4位:JAVA_BYTEVER
4位:TROJ_VUNDO
6位:TROJ_CONHOOK
7位:TROJ_VB
8位:ADWARE_BESTOFFERS
9位:WORM_SDBOT
10位:TROJ_ZLOB
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.com/jp/
(Security NEXT - 2007/06/06更新)