Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「南紀熊野21協議会」のイベント参加者名簿がWinny上へ流出

和歌山県の南紀熊野地域16市町村が参加し、地域活性のために活動していた「南紀熊野21協議会」が扱った個人情報がファイル交換ソフト「Winny」によりインターネット上へ流出したことがわかった。

当時同組織が実施したイベントにおける約670人分の参加者情報がインターネット上へ流出したもので、氏名や住所などが含まれていた。

同組織は2003年に解散しており、すでに活動は行われていないが、当時同組織に出向していた新宮市の職員が私用パソコンにデータを保存していたことから、ウイルス感染によりインストールされていたWinnyを経由して外部へ流出したという。

(Security NEXT - 2007/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
メール誤送信で美術研究所研究生のメアド流出 - 大阪市立美術館
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
クラウドサービスが侵害、顧客従業員情報が流出か - ITサービス事業者
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害