Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google Mapsで感染者の位置を表示するトロイの木馬現る

セキュリティベンダーであるWebsenseの研究機関は、キーロギングやバックドアを作成する新種のトロイの木馬に対して注意を喚起している。感染者の位置を特定する際、Google Mapsを利用しているという。

Websense Security Labsによれば、問題のトロイの木馬は、「オーストラリアの首相が心臓発作を起こした」といった人々の興味をひく内容の電子メールを経由して感染を拡大しており、同社ではすでに2500件以上の感染を確認した。

問題のトロイの木馬に感染した場合、アクセスしたウェブページやキー入力の内容が盗聴されるほか、フィッシング詐欺などに利用できるモジュールも組み込まれており、米国やドイツ、スペインといった欧米諸国やオーストラリア、タイの銀行が攻撃の対象となった。

また、感染後にはウェブサーバをインストールするなどバックドアを作成。感染者の詳細なリストを表示し、IPなどから利用者の所在地を割り出し、攻撃者がGoogle Maps上で確認できるようリンクまで用意されているという。

(Security NEXT - 2007/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Progress Kemp LoadMaster」にRCE脆弱性 - WAF回避のおそれも
「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を
「Chrome」最新版で脆弱性429件を修正 - クリティカルは22件
「OpenStack Mistral」に脆弱性 - API認証ユーザーがコード実行可能
個人情報含む教員マニュアルを一時紛失、空港トイレで - 大阪府
許可のもと持ち帰った全校児童名簿が所在不明に - 東かがわ市
ECサイトの複数ページで改ざん被害、外部サイトへ誘導 - 健康器具販売サイト
ランサム攻撃で情報流出、詳細は調査中 - 中央紙器工業
「Chrome 149」がリリース - セキュリティ情報は近日公開
JPRS、ドメインやDNSを学べるマンガ冊子を教育機関へ無償配布