Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

政府配布のボット対策ツールに脆弱性見つかる

総務省と経済産業省が中心となり、官民共同でボット対策プロジェクトを進めているが、プロジェクトのポータルサイト「サイバークリーンセンター」上で配布されたボット対策ツールに脆弱性があることが判明した。

今回、脆弱性が判明したのは、1月25日から2月9日まで配布されていた「CCC クリーナー」。同ツールに含まれるトレンドマイクロの検索エンジンに一部脆弱性が含まれており、特定の条件で利用するとWindowsが異常終了するという。JPCERTコーディネーションセンターでは、問題あるバージョンについては削除するよう呼びかけている。

同サイトでは、2月9日19時32分に問題を修正した「CCC パターンVer:253」を公開。また、11日にトレンドマイクロが発表したルートキット対策モジュールの脆弱性については影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み