Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

八戸信金、17店で約2万件の顧客情報記載書類を紛失

八戸信用金庫17店において約2万1000件の顧客情報を含む書類がなくなっていることがわかった。

保管されている顧客情報記載の書類を一斉点検した際に判明したもので、紛失したと見られる書類は、出入金伝票が推定で約2万1000件ともっとも多く、融資関連申込書が59件、預金関連申込書が40件、当座印鑑票が30件となっている。記載されているおもな顧客情報は氏名、住所、口座番号、取引金額など。

紛失した時期については明らかになっていないが、同庫の内部調査によれば、誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報流出の可能性は低いという。該当する顧客に対し報告と謝罪をするとともに、問い合わせ窓口を開設して対応するとしている。

(Security NEXT - 2006/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店