Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、103件分の顧客情報が記載された資料を紛失

中部電力は、3月1日、検針員が検針作業の実施中に、103件分の顧客情報が記載された検針予定一覧表を紛失したと発表した。

同社によれば、検針予定一覧表4枚を携帯して検針を実施していたが、検針の終了後、その内の1枚がなくなっていることに気付いたという。紛失した一覧表には、顧客の名前や計器番号、顧客番号といった個人情報103件分が記載されていた。

その後ただちに捜索したが見つからず、警察署に遺失届を提出したという。同社では、検針予定一覧表は極力携帯しない、検針予定一覧表の存在を確認しながら行動するといった再発防止策を実施するとしている。

(Security NEXT - 2005/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生