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警察庁がIEパッチの有効性についてコメント

警察庁は、マイクロソフトが公開したセキュリティ修正プログラムの有効性について検証を実施、結果を公表した。

警察庁では、従来より公開されていたMicrosoft Internet Explorerの脆弱性(MS04-040)を悪用した攻撃プログラムの動作について検証を行っており、一定の条件において攻撃プログラムによる影響を確認していた。

脆弱性とは、同ブラウザの機能「IFRAME」の脆弱性を悪用するもので、攻撃を受けるとバックドアを作成される。今回、同脆弱性を解決するとされる修正プログラムが公開されたのに伴い、検証が実施された。同庁の検証によれば、「Windows 2000 Pro SP4」「同XP Pro/HOME」「同XP Pro/HOME SP1」いずれも問題がないことが確認されたという。

@police
http://www.cyberpolice.go.jp/

(Security NEXT - 2004/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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