「ベネッセの介護相談室」が改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
ベネッセシニアサポートが運営する介護相談サイトが不正アクセスを受け、改ざん被害が発生していたことがわかった。
同社が運営するウェブサイト「ベネッセの介護相談室」が、6月4日18時半過ぎから翌5日13時半ごろにかけて、約19時間にわたり改ざんされた状態に陥ったもの。期間中にサイトを閲覧した場合、外部のサイトへ誘導されるおそれがあった。
ウェブサイトの改ざんは、6月4日18時半過ぎに発生。翌5日11時半ごろに被害へ気が付き、同社ではサーバを停止して詳しい原因や影響について調査を進めるとともに、6月8日に事態を公表していた。
ウェブサイトの更新や管理に用いるツールが不正アクセスを受け、サーバ内のファイルが改ざんされたのが原因だという。同社は外部サイトへ誘導された心当たりがあるウェブサイトの利用者に対し、同社まで連絡を取るよう呼びかけている。
また今回の不正アクセスによる個人情報の流出については否定。「ベネッセの介護相談室」以外のウェブサイトでは被害が発生していないことを確認した。「ベネッセの介護相談室」については、一部ページの公開を再開している。
(Security NEXT - 2017/07/27 )
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