Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows 10のメジャーUDで一部ESET製品に不具合 - マルウェア対策がオフに

キヤノンITソリューションズは、ESET製品の一部導入環境において、11月12日より配信が開始された「Windows 10」のメジャーアップデート適用後に不具合が生じているとして注意を呼びかけるとともに、対策などをアナウンスしている。

同社によれば、一部環境において「Windows 10」へのメジャーアップデートを実施すると、マルウェアの対策機能が利用できなくなるほか、同製品のアイコンが表示されなくなるおそれがあるという。

現在、同現象は「ESET NOD32アンチウイルス V8.0.304.7」にて確認されている。原因や他製品、他バージョンへの影響については調査を進めているとしており、同社では詳細情報をサイトで順次公開していく予定。

同社は対策方法を案内するとともに、「Windows 10 Pro」については、新機能の適用を遅らせることができるとして、対応の検討を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
兵庫県、「はばタンPay+」のシステムを改修 - 申請受付を再開
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
CDN導入時に設定ミス、複数フォームで個人情報を誤表示 - スカイマーク
ビジネスプランコンテストの応募システムに不備、改修時に発生 - 日本政策金融公庫
介護保険料納入通知書の説明書類に無関係の個人情報 - 京丹後市
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
ウェブ広告に誤URL、個人情報へアクセス可能に - データ基盤サービス事業者