Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報が医師のパソコンからネット流出 - 個人情報やWinny削除済みと勘違い

国民健康保険おいらせ病院や横須賀市立うわまち病院の患者情報がWinnyネットワーク上へ流出したことがわかった。

今回の事件は、現在伊東市民病院に勤めている医師の自宅パソコンに保存されていたデータが、ファイル交換ソフト「Winny」を通じて流出したもの。流出した情報は、医師が以前勤務したそれぞれの病院で取り扱った情報で、氏名や生年月日、症状などで、あわせて1300件以上に上ると見られる。

同医師は、Winnyを利用していたが、漏洩事件の多発などを知り、個人情報やWinnyの削除を実施していた。しかし実際には削除されておらず、漏洩の原因になったという。

(Security NEXT - 2007/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み