Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

電子文書の閲覧や印刷を制御するセキュリティシステム - リコー

リコーは、セキュリティポリシーに基づいて電子文書の閲覧や印刷を制御し、内部からの情報漏洩を防ぐセキュリティシステム「Ridoc Policy Base Pro V1」を、6月28日より発売する。

同製品は、セキュリティポリシーに従って利用権限を設定したPDFファイルを作成し、閲覧や印刷を制御するセキュリティシステム。すでに発売されている「Ridoc Policy Base V1」の上位版で、事業所や部門ごとに複数のセキュリティポリシーが設定できるほか、ユーザーに応じて閲覧や印刷の細かい制御を自動で行う。

文書の流出事故が発生した場合、閲覧や印刷はサーバで制御されるため、データの漏洩を防ぐことができる。また、同社のデジタル複合機「imagioシリーズ」やレーザープリンター「IPSiOシリーズ」と組み合わせれば、強制的にユーザーIDや印刷日時などを埋め込むことができ、紙文書からの漏洩の抑止効果が期待できるとしている。

価格は、50ライセンス付きの基本ソフトウェアで52万5000円。

(Security NEXT - 2006/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会