西京信金、委託先による領収はがきの印刷ミスで顧客情報を流出
西京信用金庫は、委託先が領収証書を作成した際、一部に印刷のずれが発生し、本来印刷されるべきでない他顧客の個人情報が印刷された状態で受領証を郵送したと発表した。
流出したのは、4月20日に「申告所得税」を自動振替で納付した顧客3487名のうち428名のカナ氏名と住所。送付したそれぞれの領収証に他の顧客1名の情報が記載された状態で送付したという。
顧客の指摘により5月1日に判明したもので、委託先である信金東京共同事務センター事業組合の印刷ミスが原因だった。同組合では事故当時、テスト印刷の際にチェックを行っておらず、用紙のセット方法を誤ったまま印刷したという。
同金庫では、流出の対象となった顧客を個別に訪問して事実説明と謝罪をするとともに、領収証書の交換を行った。また、委託先に対しチェックの強化を要請したとしている。
(Security NEXT - 2006/05/30 )
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