ネットエージェント、「The Moiveアプリ」の被害検査サービスを開始 - 実行有無や漏洩データを調査
ネットエージェントは、Android端末で、情報漏洩につながるおそれがある不正アプリ「The Moiveアプリ」が、端末で実行されていないか確認する出張検査サービスを提供開始した。
今回開始した「不正アプリ導入検査サービス」は、個人情報や電話帳のデータを収集して外部へ送信する不正アプリが、Android端末内で実行された形跡があるか、出張して検査するサービス。
問題の不正アプリはSNSで問題を指摘する声が上がり、同社代表が挙動などを分析、問題性をブログで公表していた。確認されたアプリの多くは、著名アプリの名称に「The Moive」を追加した名称を用いていることから、「The Movieアプリ」などとも呼ばれ、16種類が見つかっている。
同アプリを端末で実行した場合、携帯電話の「電話番号」や「Android ID」にくわえ、電話帳に登録されている名前やメールアドレスが流出したおそれがある。
同サービスでは、検査端末と実行履歴の有無を表として提供するほか、実行履歴が見つかった場合は、漏洩した可能性の高い端末内に存在する連絡先の一覧を画像で提出。また簡易サービスだけでなく、必要に応じて詳細検査にも対応する。
同社は、今回提供するサービスについて法人向けサービスとしており、個人向けサービスについては、今後案内する予定だという。
(Security NEXT - 2012/04/16 )
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