HPEの「SD-WAN」関連製品に複数の深刻な脆弱性 - 修正版を提供
Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、「HPE Networking EdgeConnect SD-WAN Gateways(ECOS)」と「SD-WAN Orchestrator」に多数の脆弱性が判明したとしてアップデートをリリースした。
現地時間2026年9月15日に公開したセキュリティアドバイザリで、CVEベースで39件の脆弱性を明らかにしたもの。権限昇格や認証回避、バッファオーバーフロー、コマンドインジェクション、情報漏洩、サービス拒否など多岐にわたる。
4段階中もっとも高い重要度「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は6件。なかでも「CVE-2026-76669」「CVE-2026-76670」は、「SD-WAN Orchestrator」のAPIにおける権限昇格の脆弱性。低い権限を持つリモートの認証済みユーザーによって悪用されると、管理者権限を取得され、システム全体を侵害されるおそれがある。
「CVE-2026-76672」では、外部サービスのAPIトークンや認証情報など機密性の高い設定情報が漏洩するおそれがある。読み取り権限を持つ場合に悪用でき、リモートから細工したリクエストをキャッシュ同期用のエンドポイントへ送信できる。
これら3件はいずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.9」と評価されている。このほか、認証を回避して「SD-WAN Orchestrator」を侵害できる「CVE-2026-76673」や、「SD-WAN Gateways」において認証なしに任意のコードを実行されるおそれがある「CVE-2026-76674」は、CVSSのベーススコアが「9.8」とされた。
(Security NEXT - 2026/09/16 )
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