Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ManageEngine」の複数製品でアカウント乗っ取りのおそれ

Zohoが提供する「ManageEngine」の複数製品において認証回避の脆弱性が明らかとなった。6月前半に公開されたアップデートで修正済みだという。

ユーザーのIDやロール情報を第三者に取得され、最終的にアカウントを乗っ取られるおそれがある脆弱性「CVE-2026-11374」が明らかとなったもの。同社のバグバウンティプログラムを通じて報告を受けたという。

「ManageEngine AD360」の統合コンポーネントとして導入されている「ADSelfService Plus」「RecoveryManager Plus」「M365 Manager Plus」「ADAudit Plus」が影響を受ける。

脆弱性を悪用することで、認証を必要とすることなく、「シングルサインオン(SSO)」における認証チケットを推測でき、利用者の権限でアクセスされるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.0」。CVSSにおける重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」に相当するが、同社はアドバイザリにおいて重要度を「高(High)」とした。

同社は、2026年6月3日から12日にかけてリリースした「ADSelfService Plus 6529」「RecoveryManager Plus 6321」「M365 Manager Plus 4817」「ADAudit Plus 8703」にて脆弱性が修正済みであると説明。同バージョン以降へ更新するよう利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Adobe Campaign Classic」に緊急更新 - 半月で3度目
Adobe、パッチチューズデーに複数製品の脆弱性を修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 修正版や仮想パッチを用意
会議参加者間でRCE攻撃が可能となる脆弱性 - Zoomが修正
SAP、月例セキュリティ更新を公開 - 「クリティカル」4件
「WordPress 7.0.4」が公開、RCE脆弱性に対処 - 特定条件下で影響
米当局、Metabase製BIツールやCisco製FWの脆弱性悪用に注意喚起
Cisco製ファイアウォールの「SSL VPN」にDoS脆弱性 - ゼロデイ攻撃も
MS月例セキュリティ更新が公開 - 400件超の脆弱性に対処
「SonicWall」の管理製品にRCEなど深刻な脆弱性 - 修正版を公開