ロードバランサ「HAProxy」に脆弱性 - 同期破壊のおそれ
ロードバランサなどで利用される「HAProxy」に複数の脆弱性が明らかとなった。ソースリポジトリにおいて修正が行われている。
「FastCGI」の処理において整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2026-55203」が明らかとなった。バッファをあらたな「FCGIレコードヘッダ」として誤って解釈するおそれがあるという。
悪意ある「FastCGI」バックエンドにより、パーサの同期が破壊されるおそれがあり、リクエストにおけるルーティングエラー、レスポンスのスマグリングのほか、メモリの安全が損なわれるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.0」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
一方「CVE-2026-55204」は、メモリプールの枯渇時に一部関数で戻り値を検証しておらず、NULLポインタを参照する脆弱性。ワーカープロセスがクラッシュし、サービス拒否が生じるおそれがある。CVSS基本値は「8.7」、重要度は「高(High)」とされる。
現地時間2026年6月3日にリリースされた「同3.4.0」についても影響を受けるとされており、ソースリポジトリへのコミットで修正が行われた。
(Security NEXT - 2026/06/19 )
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