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Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を

Ciscoがアドバイザリを公開した現地時間2025年12月17日の時点で、これらアプライアンスに搭載されている「Cisco AsyncOS」についてはすべてのバージョンに影響があるとされており、脆弱性を解消するアップデートの提供などについてはアナウンスされていない。

同社はスパム隔離機能のアクセスポートやウェブ管理インターフェースがインターネットに公開されており、アクセスできる状態となっていた場合は、機器を安全な状態に復元するよう求めた。

また機器を侵害された可能性がある場合は、同社のテクニカルアシスタンスセンター(TAC)へ連絡するよう呼びかけている。

あわせて同社はアプライアンスに対するアクセス制御など一般的な推奨事項をアナウンスした。

なお、「Cisco Secure Email Cloud」「Cisco Secure Web」については脆弱性の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2025/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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