グループ会社サーバから個人情報が流出 - 茨城県の人材サービス会社
人材サービス事業を展開するセキショウキャリアプラスは、ベトナムのグループ会社が運用するサーバが侵害され、個人情報が流出したことを明らかにした。
同社によれば、2025年9月10日にセキショウベトナムが運用するサーバから個人情報が流出している可能性があることが判明した。
外部協力のもと調査を行ったところ、第三者によってサーバが侵害され、内部に保管されていた個人情報を含む社内データが外部へ流出していたことがわかった。
対象となるのは同社とセキショウベトナムが、ベトナムやインドで開催した就職支援イベントに参加登録した現地国籍の最大のべ1万5535人分の個人情報。
さらに同社が運営を受託し、茨城県で2021年に開催された「副業・兼業meet UP in茨城」に参加登録したのべ24人の氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、暗号化されたパスワードのほか、両イベントに出展した企業の担当者最大のべ252人の氏名、メールアドレス、暗号化されたパスワードが含まれる。
問題の判明を受けて、同社では個人情報保護委員会に届けた。対象となる顧客には、個別に連絡を取っており、パスワードの変更などを依頼している。
(Security NEXT - 2025/10/21 )
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