機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性
機械学習フレームワーク「H2O-3」に脆弱性が明らかとなった。ソースリポジトリで修正が行われている。
マスターブランチである「同3.47.0.99999」において「JDBC」の接続処理に不備があり、信頼できないデータをデシリアライズするおそれがある脆弱性「CVE-2025-6507」が明らかとなったもの。
「CVE-2024-45758」「CVE-2024-10553」の修正パッチが、空白文字の活用によって回避可能であることが判明。
悪意あるパラメータの挿入を防ぐ正規表現フィルタをバイパスすることが可能で、「MySQL」の「JDBCドライバ」経由で任意のファイルを読み取ったり、コードを実行することが可能となる。
「H2O-3 REST API」においても、「JDBC接続」においてパラメータの検証が適切に行われておらず、リモートよりコードを実行されるおそれがある「CVE-2025-5662」が判明した。「MySQL JDBCドライバ」および「JDK」の特定バージョンが影響を受ける。
(Security NEXT - 2025/09/09 )
ツイート
PR
関連記事
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正

