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KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性

デバイス上のファイルを削除されたり、DoS攻撃を受けるおそれがあるパストラバーサルの脆弱性「CVE-2025-27932」が「8.1」で続いた。

これら脆弱性は、徐熙星氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。

報告を受けたKDDIでは、2025年3月18日にこれら脆弱性へ対処した最新ファームウェア「002.004.010」を公開しており、利用者にアップデートを呼びかけている。

今回判明した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2025-27567
CVE-2025-27574
CVE-2025-27716
CVE-2025-27718
CVE-2025-27726
CVE-2025-27932

(Security NEXT - 2025/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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