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高校生徒の個人情報含むUSBメモリを持ち出して紛失 - 名古屋市

名古屋市は、高校において、生徒の個人情報や成績情報が保存されたUSBメモリを紛失したことを明らかにした。

同市によれば、2月14日に教諭が業務用USBメモリ内部に保存した情報を確認しようとしたところ、USBメモリを紛失していることに気づいた。

所在不明となっているUSBメモリには、生徒のべ640人分の氏名、学級、出席番号、保健の定期考査の得点、体育の実技テストの得点、欠課時数が保存されている。

同教員は前日13日にUSBメモリを利用し、データを保存して会議に参加。定められた保管場所に戻さずに校外で部活動の指導を実施し、生徒とともに学校に戻ったあと帰宅していた。

校内や自宅を探すも発見できず、同月16日に警察へ届け出るとともに管理職へ報告。USBメモリは同校が貸与したもので、セキュリティ機能を備えていたとしている。

(Security NEXT - 2025/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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