Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - アップデートを提供
Cisco Systemsは現地時間2025年2月26日、3件のセキュリティアドバイザリを公開した。対象製品の利用者へアップデートを呼びかけている。
このうち2件は、同社スイッチ「Cisco Nexus 3000シリーズ」「同9000シリーズ」に関する脆弱性だという。
「CVE-2025-20111」は、ヘルスモニタリング診断の機能に判明したサービス拒否の脆弱性。隣接ネットワークより細工したEthernetフレームを送信することでデバイスをリロードさせ、サービス拒否を引き起こすことが可能となる。
一方「CVE-2025-20161」は、ソフトウェアアップデート機能においてイメージの検証に不備があり、コマンドインジェクションが可能となる脆弱性。悪用には管理者権限が必要としている。
同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアについて、「CVE-2025-20111」を「7.4」、「CVE-2025-20161」を「5.1」と評価した。
(Security NEXT - 2025/02/27 )
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