Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MAツール「Mautic」に脆弱性 - RCEやファイル削除おそれ

マーケティングオートメーションの機能を提供するソフトウェア「Mautic」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

アセットのアップロードにおける検証機能に脆弱性「CVE-2024-47051」が明らかとなったもの。

ファイル拡張子による制限が適切に適用されておらず、任意のファイルをアップロードし、コードを実行することが可能。さらにパストラバーサルにより任意のファイルを削除できるという。

脆弱性の悪用には認証が必要としており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.1」と評価。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、「同5.2.3」にて脆弱性を修正。同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目