「Apache Hive」「Apache Spark」に署名漏洩の脆弱性
「Apache Hive」「Apache Spark」においてCookieのデジタル署名を付加する「CookieSigner」機能に脆弱性が明らかとなった。
「署名付きCookie」の検証時に署名が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2024-23945」が明らかとなったもの。
「Cookie」の署名が期待される内容と一致しない場合、正しい署名が漏洩して悪用されるおそれがあるという。
開発チームでは重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。
GitHubでは共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「8.7」、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。
「Apache Hive」では「同4.0.0」で修正された。また「Apache Spark」ではコンポーネント「spark-hive-thriftserver」に脆弱性の影響があり、「同3.4.2」で修正済みとしている。
(Security NEXT - 2024/12/26 )
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