「Apache Hive」「Apache Spark」に署名漏洩の脆弱性
「Apache Hive」「Apache Spark」においてCookieのデジタル署名を付加する「CookieSigner」機能に脆弱性が明らかとなった。
「署名付きCookie」の検証時に署名が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2024-23945」が明らかとなったもの。
「Cookie」の署名が期待される内容と一致しない場合、正しい署名が漏洩して悪用されるおそれがあるという。
開発チームでは重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。
GitHubでは共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「8.7」、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。
「Apache Hive」では「同4.0.0」で修正された。また「Apache Spark」ではコンポーネント「spark-hive-thriftserver」に脆弱性の影響があり、「同3.4.2」で修正済みとしている。
(Security NEXT - 2024/12/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
メール誤送信で音楽教室会員のメアド流出 - 河合楽器
メールサーバがスパム送信の踏み台に - 横浜みなとみらいホール
ランサム被害でサーバを停止、詳細を調査 - 三笑堂
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ
月例アドバイザリを公開、「クリティカル」含む新規16件 - SAP
OpenTextの監視ツールに脆弱性 - 権限昇格やPW不正変更のおそれ