「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
マイクロソフトは現地時間12月12日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。2件の脆弱性を解消している。
ベースとなる「Chromium 131.0.6778.140」「同131.0.6778.139」がリリースされたことを受けて、最新版となる「MS Edge 131.0.2903.99」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは、オープンソースである「Chromium」の修正を反映しており、CVEベースで2件の脆弱性が解消されている。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-12381」と、翻訳機能における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-12382」に対応した。今回の修正に「MS Edge」固有の脆弱性は含まれていない。
サードパーティ製ソフトに判明した脆弱性に対して、マイクロソフトは重要度を示していないが、「Chrome」のアップデートにおいていずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされていた。
(Security NEXT - 2024/12/16 )
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