SailPointの「IdentityIQ」に深刻な脆弱性 - 修正パッチを公開
SailPointが提供するアイデンティティやアクセス制御の管理プラットフォーム「IdentityIQ」に深刻な脆弱性が明らかとなった。修正パッチが提供されている。
同社が12月2日にセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性「CVE-2024-10905」について明らかにしたもの。
アクセス制御の不備により、アプリケーションディレクトリ内の保護されるべき静的コンテンツへアクセスできる。
「同8.4p2」「同8.3p5」「同8.2p8」より以前のバージョンが影響を受ける。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは最高値である「10.0」とレーティングされている。
同社は脆弱性を解消するパッチをリリースした。今後提供するアップデートにおいても修正が反映される予定。
(Security NEXT - 2024/12/05 )
ツイート
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
