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ファイル共有ツール「ProjectSend」の脆弱性 - 多くが未修正、悪用も

脆弱性診断ツールベンダーよりエクスプロイトコードなどが公開されるも、CVE番号は採番されていない状態が続いていたが、VulnCheckの申請により11月25日に「CVE-2024-11680」が採番された。

VulnCheckは、ペネトレーションツールにおいてテストコード公開直後の9月ごろより、これらツールを用いた場合と同じ特徴を持つ侵害された痕跡が、インターネット上で確認されていると指摘。

一方で、脆弱性が修正された「ProjectSend」の最新版を用いているケースは約1%と非常に少なく、利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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