Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

協力工事会社のファイルサーバに不正アクセス - 東電グループ会社

東京電力グループ会社のTEPCOホームテックは、協力工事会社がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。侵害されたファイルサーバに同社関連のデータが保存されていたという。

同社によれば、協力工事会社が管理するファイルサーバが、11月9日に第三者よりサイバー攻撃を受けたもの。侵害されたサーバに、同社が依頼した工事情報299件が保存されていることが同月25日に明らかとなった。

協力工事会社では、攻撃を受けたサーバについて外部からのアクセスを遮断。情報流出の有無や原因究明の調査を行っている。

また同問題を受けてTEPCOホームテックでは、同社システムに対して外部からの不審なアクセスが行われていないことを確認した。あわせて対策を講じるとともに関係機関へ報告している。

(Security NEXT - 2024/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Veeam Backup & Replication」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
米CISA、ファイル共有ツールなどの脆弱性3件を悪用リストに追加
海外子会社でランサム被害、情報流出など影響を調査 - 富士電機
「Cisco ASA」のウェブVPNログインページ脆弱性 - 攻撃試行を確認
プロバイダ向け「Veeam Service Provider Console」に深刻な脆弱性
11月は脆弱性22件の悪用に注意を喚起 - 米当局
NEC製ルータ「UNIVERGE IXシリーズ」に複数の脆弱性
別会員の購入情報が記載されたメールを誤送信 - FC東京
再委託先が異なる案件のメールで個人情報を誤送信 - 静岡県