名古屋市営バスの料金箱で障害、料金徴収できず - アップデートが影響か
料金箱における機能の追加は、営業所で金庫を精算する際、営業所内の端末より金庫へあらたなプログラムを配布し、金庫を料金箱に戻すと車両へアップデートが適用されるしくみだという。
アップデートにあたり、試験場で事前に繰り返しプログラムの動作確認を行っていたが、その際に不具合は確認されなかった。営業所へ配布、適用する段階で何らかの不具合が生じた可能性がある。
外部からのサイバー攻撃などの影響ではないとの見方も示した。今回障害が生じた料金箱に対して、インターネットなどオンライン経由でアクセスする手段もないとしている。
新料金箱は、2月に2台のバスで試験的に導入。7月より本格導入を進めているが、今回のように乗客へ大きな影響を及ぼすトラブルはこれまでなかった。
同市では、引き続きメーカーと連携して原因究明を進めるほか、委託先の作業体制や管理監督体制など見直し、再発防止を講じるとしている。
(Security NEXT - 2024/11/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社