Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge 131」を公開 - 独自含む脆弱性9件を解消

マイクロソフトは現地時間11月14日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。独自の修正も行っている。

「Microsoft Edge」は、「Chromium」をベースに開発されており、「Chromium 131.0.6778.70」「同131.0.6778.69」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 131.0.2903.48」をリリースしたもの。

「Chromium」における脆弱性8件の修正を反映したほか、「MS Edge」特有の脆弱性として「CVE-2024-49025」を修正している。

同脆弱性は情報漏洩の脆弱性で、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「5.4」、重要度を「警告(Moderate)」とレーティングした。脆弱性の悪用や公表は確認されていない。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-11110
CVE-2024-11111
CVE-2024-11112
CVE-2024-11113
CVE-2024-11114
CVE-2024-11115
CVE-2024-11116
CVE-2024-11117
CVE-2024-49025

(Security NEXT - 2024/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み